妊娠中に塩分が怖いと言われる理由

妊娠中塩分は控えめにしようね。と、アドバイスをもらう事ってありませんか?あるいは、妊娠中の塩分は怖いよ!!と、もう一歩踏み込んだアドバイスをもらったなんて事もあるかもしれません。

では、その理由は何なのでしょうか?

【妊娠中に塩分が怖い理由】

《妊娠高血圧症候群のリスク》

妊娠高血圧症候群という名前を聞いたことがあるでしょうか?これは、20人に1人の割合で発症する病気で、妊娠20週以降に高血圧となり、出産後12週までに血圧が正常に戻るという特徴があります。

こうなる原因の一つが塩分の取り過ぎ。しかも、この病気には、ママの血圧が上がり、健康を害する危険性があるのと同時に、お腹の赤ちゃんの健康問題にも発展し得る怖い病気なのです。

では、具体的にカラダの中ではどのような問題が起こっているのでしょうか?

先ずは赤ちゃん。ママのカラダが塩分過多になった場合には、充分な酸素や必要な栄養分が赤ちゃんに送られなくなります。こうなると、赤ちゃんが育たなくなったり、先天性の障害の発症・知能障害を起こす可能性が高くなるのです。

また、最悪の場合には、流産・早産など、赤ちゃんの命が危険にさらされてしまいます。

次にママ。先ずは高血圧の症状が現われ、タンパク尿・むくみの症状なども見られるようになります。これが起きると言う事は、ママの腎機能が低下している証拠なのです。低下した腎機能によって体内の余分な塩分・水分の排泄が出来なくなっているために起こっている健康問題。この症状が更に進行すると、尿毒症を発症し、重篤な状態に陥る事もあるのです。

《妊娠高血圧症候群の自覚症状》

この妊娠高血圧症候群ですが、怖い事に自覚症状があまりないために、気づきにくいという特徴もあるのです。

強いてあげるなら、自覚症状と呼べるものはむくみです。足のすね部分を指で押して、すぐに戻らないようであればむくんでいる証拠。すぐに医師に相談しましょう。同時に塩分控えめの食事を心がけましょう。

《妊娠高血圧症候群にかかりやすい人の特徴》

妊娠高血圧症候群の原因は未だ解明されていませんが、かかりやすい人の傾向については少しずつ解明されているのです。ここではその特徴についてお知らせしたいと思います。

(妊娠高血圧症候群にかかりやすい人の特徴)

  • 基礎疾患に糖尿病・高血圧・腎臓の病気を持っている。
  • BMIが25以上の肥満体系
  • 出産年齢が35歳以上
  • 血縁者に高血圧の人がいる
  • 双子などの多胎妊娠
  • 初産
  • 以前に妊娠高血圧症候群になったことがある

これらに該当する場合、特に妊娠高血圧症候群への注意が必要になります。

【妊娠高血圧症候群は防げるの?】

残念ながら、いまだ原因が解明されていない妊娠高血圧症候群ですので、明確な予防方法も確立されていないのが現状です。

しかし、規則正しい生活習慣を送る事、とりわけ食生活での減塩・糖分を控える・急激な体重増加を避ける等、有効な対策もあります。

リスクの高い生活習慣を避ける事で、防ぐ確立は高くなります。是非取り入れてみてください。

【先輩ママ達の経験談/妊娠高血圧症候群】

《臨月に入っての妊娠高血圧症候群》

臨月に入り、妊娠高血圧症候群になってしまいました。大事をとっての管理入院。そのまま出産当日を迎え、万全の態勢で出産。無事出産を終えたのですが、妊娠高血圧症候群の影響で、赤ちゃんは小さく、NICUにて経過観察。

暫く入院が必要との事でした。私が先に退院する事になってしまい寂しいのと申し訳ない気持ちで泣けてきました。しかし、その後赤ちゃんも無事退院。大事にならずに良かったです。

《妊娠悪阻による妊娠高血圧症候群》

妊娠初期からの妊娠悪阻で殆ど食事ができない日々。この状態が2カ月程度続き、妊娠中期に入り何とか妊娠悪阻の状態も安定しました。

ほっとしていた時に、妊娠高血圧症候群の疑いありとの診断。やっと落ち着いて生活できると思っていたのに、妊娠悪阻の次が妊娠高血圧症候群かも知れないと聞き、悲しくて怖くて落ち込んでいました。

原因はわかりませんが、妊娠悪阻の間の食生活が問題だったのかもしれないと言われました。

というのも、妊娠悪阻の間、食べられるものが限られていて、果物・ジュース・キャンディー・パンばかり食べていました。

栄養分はサプリメントで取っていたので大丈夫と考えてしまったのが問題だったのかもしれません。

未だ深刻な状態ではないので経過観察、でも、次回の検査でアウトだったら入院と告げられ、生活習慣指導を受けました。

できれば入院はしたくなかったので、必死で指導内容を守り、特に食生活面では減塩に徹し・糖分は控える・パンは止めて雑穀米を食べる等で対処しました。

これらの効果があったのかな?何とか状態が改善し、入院は避けられました。その後の長い経過観察はありましたが、、、

つわりの間は食べられるものを食べられるだけ食べればよい、そう思い対処していたのですが、極端だったのかもしれないと、猛省しました。

【まとめ】

妊娠高血圧症候群の原因は未だ解明されていないため、予防は難しいのですね。しかし、妊娠高血圧症候群にかかってしまった場合、その状態が進行すればキケンな状態にもなり得る病気なのです。

可能な限りの予防に努めなければいけないですね。なにせ、20人に一人の割合でかかる、確率の高い病気です。生活習慣の改善で予防の可能性が広がるのでしたら、出来るだけ頑張ってみたいものですね。

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