妊娠中に必要な栄養素/カルシウムについて

今日のテーマは妊娠中に必要な栄養素の一つであるカルシウムについて。カルシウムは普段の食生活においても、意識的に摂取しなければ日本人には不足しがちな栄養素だとも言われています。ましてや妊娠中ならはなおのこと不足してもおかしくありません。

その理由は和食にあります。和食はとてもバランスの良い食事と言われている反面、カルシウム不足と塩分過多といった欠点もあるのです。しかし、妊娠中には必須の栄養素。どうやって補えばいいのでしょうか?悩ましい問題ですよね。

そこで今回は、カルシウムの役割・カルシウムが不足した場合のリスク・カルシウムを多く含む食品などについてご紹介したいと思います。

【妊娠中に必要な栄養成分/カルシウムについて】

妊娠中に必要な栄養成分には葉酸・鉄分・亜鉛そして今回ご紹介するカルシウム。このカルシウム、体内で具体的にどんな役割を担っているのでしょうか?

そして、不足した場合にどんな問題が起こり、それを防ぐためにはどんな方法で対処すればいいのでしょうか?

《カルシウムの役割》

まずは、カルシウムの体内での役割についてご紹介します。

カルシウムには、赤ちゃんの骨・歯をつくるといった役割があります。同時に、カルシウムは精神安定をはかる効果がありますので、妊娠中のママの精神安定剤役割としても欠かせない栄養素なのです。

《妊娠時にはどれくらいのカルシウムが必要なの?》

妊娠時は、妊娠していない状態の1.5倍、1日に900mgが必要だと言われています。同時に、カルシウムの体内吸収に欠かせないマグネシウムも同時に摂取する必要があるのです。

また、カルシウムを過剰摂取した場合、健康問題を引き起こしますので、どんなに多くても一日の上限摂取量である2300mgを超えないように心がけましょう。

《カルシウムが不足した場合のリスク》

では、そのカルシウムが不足した場合には、カラダにはどんな問題が起きるのでしょうか?

先ず、妊娠中に極端にカルシウムが不足してしまった場合には、赤ちゃんの成長を優先させるために、ママのカラダは、ママの骨でカルシウムを補おうとします。つまり、ママのカラダの骨からカルシウムが溶けだしてしまうという事です。

これによって、ママのカラダの骨がもろくなってしまうという訳なのです。出産回数と骨粗鬆症に相関関係があるのも、出産を経験した女性が、中年を迎えると急に歯がもろくなるというのもうなずける話なのですね。

ですから、妊娠中のカルシウム不足は、赤ちゃんにとってというよりも、ママにとって大なリスクとなるのです。そうならないためには、妊娠中に必要な量のカルシウムが体内に行きわたるようにしなければいけないのです。

《カルシウムの吸収》

このカルシウムの体内吸収率は食品の種類によって異なります。乳製品で50パーセント・魚なら30パーセント・野菜なら20パーセントとなっています。

また、マグネシウム・ビタミンD・クエン酸などのカルシウムの吸収を助ける栄養成分を同時に摂取しましょう。

心配なのがカルシウムの吸収を阻害する成分。これらには食物繊維・タンパク質・ナトリウムなどの存在が考えられますが、一度によほど多く摂取しない限り、大きな影響をうける心配はありません。

《カルシウムを多く含む食品》

幸いなことに、カルシウムを多く含む食品は多数存在しています。代表的な種類には、乳製品・骨ごと食べられる魚・殻ごと食べられるエビ・葉物野菜などがあります。

しかし、前述のとおり、食べ物の種類によって吸収率が変わりますので、吸収率の高い食品から優先的に摂取する事をオススメします。

《カルシウムの過剰摂取のリスク》

カルシウムを過剰摂取した場合、皮膚のかゆみ・吐き気・便秘などの症状が現われます。同時に、鉄・亜鉛・マグネシウムの吸収の阻害要因ともなるのです。

《サプリメントで摂取する場合》

妊娠中に必要なカルシウム摂取量を考えると、食品からというたけでは難しい場合があります。

もし、体内収集率の高い食品である乳製品で摂取すればカルシウム摂取はカバーできるかもしれませんが、カロリーオーバーや糖分・脂肪分・塩分過多になる可能性も高いのです。

ですので、基本は食事から、不足分はサプリメントで補うといった方法が安全で安心なのかもしれません。

【先輩ママの体験談/妊娠中のカルシウム】

《まさかの骨折》

2人目の妊娠中、足の小指をぶつけてしまった。痛い!でも、そそっかしい私にはいつもの事。気にもしていなかったが、痛みが全然引かない事に一抹の不安を感じ、まじまじと足を見てみると、みるみるうちに膨れてきました。

もしや、と思いすぐに病院へ。すぐに骨折が判明し処置して頂きました。その時に、妊娠中はちょっとしたことでも骨折する人がいると教えて頂きました。妊娠してカルシウムが溶けだすとは聞いていましたが、まさか骨折までとは、、、トホホな出来事でした。

【まとめ】

妊娠してカルシウムが不足すると、ママの体内の骨からカルシウムがどんどん溶けだして、その成分で赤ちゃんを育てるのですね。昔から、子だくさんのお母さんは歯が早く無くなるとか、老後に背中が曲がってくるのは出産が影響していると言いますが、これ本当だったのですね。まさに身を削っての出産。ママは本当に偉いです。

 

しかし、年齢を重ねても元気でいられるためには、出来る限りカルシウムを摂取して、不足させないようにして、出来る限りママの健康を守りましょう。

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